朝ごはんは1日の大切なスイッチです。
私たちの脳は「ブドウ糖」をエネルギー源として使っています。朝起きたときに頭が「ボーッ」としてしまうのは、寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなってしまうためです。朝食を食べないと、午前中、からだは動いても頭はボンヤリ、ということになりがちです。脳のエネルギー源のブドウ糖を朝食でしっかり補給し、脳とからだをしっかり目覚めさせましょう。ごはんなどの主食には脳のエネルギー源になるブドウ糖が多く含まれているので、朝から勉強や仕事に集中できるのです。朝食は一日を活動的にいきいきと過ごすための大事なスイッチ。毎朝ちゃんとスイッチを入れましょう。 ~農林水産省~
「ブドウ糖」
ブドウ糖とは、私たちの生命活動を維持するために必要なエネルギー源です。
日本ではぶどうから発見されたのでブドウ糖と呼ばれますが、正式にはグルコースと言います。これは、果物に多く含まれている糖類です。ブドウ糖は三大栄養素である糖質が消化吸収されて出来るもので、小腸から吸収されて血液中に入り、全身にエネルギーを届けます。また、筋肉を正常に動かすのもブドウ糖の働きの一つです。
ブドウ糖は体内で貯蓄ができないので、都度、食べ物から取り入れる必要があります。