年中組と年長組は屋上のプールで『鮎のつかみ取り』をしました。
最初にプールの周りに集まり、園長先生から鮎の捕まえ方やとった後は給食で大切な命をいただくことを教えてもらいました。水の中を泳ぐ鮎を見て「たくさんつかまえるぞ!」と子どもたちのやる気も高まります。
ドキドキしながら鮎の泳ぐプールに足をつける子ども達。いざ、つかみ取りが始まると動きの速い鮎に「すごく速い!」「後もうちょっとだったのに、逃げられた~。」と言いながらも負けじと追いかけて楽しみました。
捕まえるのが難しいからこそ、とれた時には「やったー!とれたよ!」と喜びが何倍にもなっているようでした。
ヌルヌルしている感触に気づいたり、年長さんは事前に鮎について調べていたので、捕まえた鮎のひれの形を見て「これは女の子(メス)だね!」と鮎をじっくり観察する子もたくさんいました。
終わりの時間が来ると、「3匹もつかまえたよ。」「楽しかったね。」「もう一回したいね。」と名残惜しそうにしながらも、しっかり満喫した子ども達でした。
年中さん年長さんは給食に塩焼きにした鮎を1匹ずついただきました。
「さっきまで泳いでいた鮎なの?」と驚く子もいましたが、自分で身をほぐしながら食べていくと、「おいしいね。」「ちょっと苦いね。」といろいろな事を感じることができたようです。